トップ画像6月21日『PlayStation VITA』
2011年12月17日発売
ハードレビュー
僕(笑顔)


12月17日に、満を持して発売された次世代ハード『PlayStation VITA』を買ってきたよ!!

親父・正面(メガネ破損)


や・・・やヴぇぇ・・・。
やっぱり、発売前に軽く触ってはいるが、やっぱり新ハードが自分のものになると思うと興奮するな!!

親父・横顔(むっつり)


蛍光灯をリスペクトしたのであろう このパッケージをあける前からドキドキするぜ・・・。

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僕・正面(しら~)


・・・たしかに蛍光灯の箱っぽいデザインだけど、オマージュしたわけでも、リスペクトしたわけでも無いと思う・・・。

親父・正面(笑顔)


さぁ!
オープン・ザ・ボックス! 

親父・正面(乱心)


うぉおお!!
説明書が入ってたぞぉぉお! 
充電ケーブルもだ!

僕(えー)


そりゃそうだ。

僕・正面(アヒル口)


ぉおお!!
質感が凄いね! 

親父・横顔(にたっ)


表面はガラスの一枚板みたいな素材なんだなー。
静電式タッチパネルのスマートフォンでは あたりまえになったが、携帯機では初めてだ! 

僕(しらんぷり)


背面はガラスじゃなくて、ツルツルしたプラスチックだね!
個人的に、このプラスチックに印刷されたデザインが好き~♪ 

写真-3
僕・正面(口あける)


電源を入れるのは、この上面についてるボタンを押すのかな?

親父・正面(乱心)


おおお!!
電源が入った!!! 

写真-2
親父・正面(激怒)


黒が黒い!

僕(失神)


白が白い!

親父・正面(呆れ顔)


いや・・・白が白いのは、液晶だってそうだろ・・・

親父・横顔(ほー)


今までの携帯ゲーム機で採用されている『液晶画面』っていう表示装置は、小型の蛍光灯のようなもので、色の付いた素子を裏から照らして光らせていたんだ。

親父・正面(通常)


ところが、今回採用された有機ELは、素子自体が発色する。
黒い素子を蛍光灯で裏から照らしていた液晶は、白みがかった黒しか再現ができないのに対して、有機ELは素子が光らないから理論上、本当に黒いんだ。

僕(へー)


なるほどねー。

写真
親父・正面(にやけ顔)


しかも、バックライトが存在しない分消費電力が少ない。
さらに、残像もプラズマ以上に残りにくくて、動きに強い。
発色もいいからゲームに最適の表示装置だな。 

僕・正面(うるうる)


そんなに完璧超人なの?
欠点は? 

親父・横顔(むっ)


欠点は、大きな面積のディスプレイを作ろうとすると金がかかりすぎるっていうのと、短い寿命ということだな。
有機ELの寿命は、液晶が10年なのに対して現在5年前後と言われている。
テレビは10年もたないといけないから、 有機ELテレビがなかなか市場に出てこないのは、そういう理由もある。

僕(呆れ笑)


でもまぁゲーム機だったら、テレビほどの長時間稼動もしないだろうし・・・そもそも5年も使ってたら、ボタンとか違う場所がヘタりそうだね。

僕・正面(笑顔)


でも、PS VITAの魅力は有機ELだけじゃないよね。

親父・横顔(にたっ)


そうだな。
そこんところを、レビューで見ていくか! 




【PlayStation VITA】

※普段のソフトレビューとは違うので、旧ブログのハードレビューをベースにレビューさせていただきます



2011年12月17日にSCEより発売された次世代携帯機『PlayStation VITA』。
3G/Wi-Fi版とWi-Fi版。2種類の本体が用意されており、3G/Wi-Fiは通信機能とGPS機能を有しており、価格は29980円。いっぽうWi-Fi版は、通信機能こそWi-Fiのみに限られるが、24980円という低価格を実現したモデル。
今回レビューするのはWi-Fi版。


画質全般

画質は驚異的。
携帯機でトップなのは言わずもがなだが、据え置き機に肉薄するほどの解像度と有機ELのコラボは、もはや反則。
今、出回ってる持ち運びようディバイス全ての中で、ここまで美しいディスプレイを搭載しているものは、おそらく存在しない。
素人目ながら 見た瞬間、液晶との違いに驚いてしまう。

有機ELの恩恵は凄まじく、ディスプレイを見たときに、まず発色の良さに感動する。とりわけ黒の表現に関しては 従来の液晶とは段違いにすばらしく、黒が黒い。
また、高速な動きの画面でも残像が少ない。これは、触ってみてもあまり変化に気がつかないのだが、逆にPS VITAを触った後にPSPをプレイすると、残像が気になってしまう。隠れた評価ポイント。
品質に関しては申し分無く、PSPの液晶に必ず1つか2つあったドット欠けは、僕の手持ちのPS VITAでは見つけられなかった。

PSPに比べて一回り大きくなったディスプレイサイズは、かなりの存在感。
数字で見ると、たいした違いには見れないが、実際に遊んでみると思っていたより遥かに大画面で驚く。
逆に大画面すぎて、タッチパネルの操作がしにくい事もあるのが玉に瑕。


処理能力

処理能力は非常に高い。
携帯機どころか、据え置き機をも脅かしそうなスペックを持っている。
少なくとも、ローンチ段階で一部のタイトルに関してはPS3初期のグラフィックは超えてしまっているように見える。
今この段階で、これだけのグラフィクを出せるとなると、ハード末期にはどれほどのグラフィックを表示できるのか・・・想像もつかない。非常にポテンシャルを持った性能。

また、高い処理能力のおかげか、非常にレスポンスが良く使い勝手の良いOSが搭載できている。
基本はiPhoneのようなアプリを画面上に並べて行くというスタイル。
1つの画面には10個のアイコンが並び、それを超えるとつぎのページに移行する。
ただ、iPhoneなどのスマートフォンと違うのは縦方向にページが増えること。
横方向には、現在起動中のアプリが並ぶ。最大6個まで起動可能で他のアプリを起動しながら、Twitterを楽しんだり、インターネットの閲覧などができる。

残念なのは、現在ゲームを起動しながらブラウザーを開く事ができず、一度ゲームを終了させなければならないということ。おそらく、メモリーが足りなくなるからだと思うが、今後のアップデートでゲーム起動中にブラウザが使用が可能になる事を強く望みたい。
アプリを終了する時は、「はがす」という今までに無い操作方法で終了する事になる。

写真-5

これが、なかなかに直感的で、非常に好感触。
「はがす」意外にも、スライドさせると、ジェルのようにプルンッと動くアイコンや、ヌルヌルとスライドできるページなど、その驚異的な処理能力を生かしたOSに仕上がっていた。

また、オンラインのPS Storeで買い物をしたとき、購入したタイトルをバックグラウンドでダウンロードする機能にも対応している。
これはPS3などでは当たり前のように行っている行為で定着しているが、携帯機では初搭載。
ダウンロード中にゲームをプレイする事もできる。
だが、電源をスリープにしてしまうとダウンロードが進まなくなってしまうのはもったいない。スリープ中でもダウンロードができるようにしてほしかった。

余談になるが、言語学習能力が非常に高い。
文字を入力するときに、大画面にキーボードを表示してくれるため非常に文字入力がしやすくなっているが、やはり長文を打ったりする際は、文字を打つのが億劫。
そこで重宝するのが予測変換だが、最初から入っている単語の数や、よく使う文字の候補などの選択が非常に優れている。


サウンド

サウンドは良い。
本体内蔵のスピーカーはPSPとくらべて純粋に綺麗な音質になっている。

また本体下部には、イヤホンジャックを取り付けるプラグ投入口があるが、これはヘッドセットにも対応。
本体上部についているサウンドのボタンは+と-の2ボタンで、これを両方同時に押すとミュート状態になる。
+ボタンや-ボタンを押すと、ゲーム起動中でもテレビのように画面に下部に音量ゲージが出てくるが、ゲージそのもののデザインに高級感があり、好印象を受けた。


操作性全般

操作性は非常に良い。
操作性の向上はPSPとPS VITAを比べる上で、有機EL以上に評価できるポイント。

まず十字ボタンや◯△□×ボタンの押し心地が変わった。
ストロークは短くなったが、押した感覚が指に伝わるような、ボタン式。PSP goのボタンのストロークを長くして、少しだけ柔らかくした感じ。
賛否は分かれると思うが、個人的にはかなり好き。多分「PSPよりは良い」というのは満場一致のはず。

また、アナログスティックが2つ付いたのはゲーマーにとっては非常に嬉しい大きな変化。
PS3コントローラーのアナログスティックと比較すると、大きさ、固さ、L3/R3ボタンの有無が上げられる。
大きさが違うのは一目瞭然だが、配置はしっかりと考えられており、十字ボタンとアナログスティックを交互に持ち替えても疲れないような配置になっている。
また、固さはPS3のアナログスティックに比べて、PS VITAの方が 柔らかい。
固さに関しては違和感がないのだが、L3/R3ボタンはカメラリセットなどで重宝するために、搭載されていないのは残念。

アナログスティックには、滑り止めのラバーが付いていたり、強い力で入力しても スティックがそれ以上倒れないように物理的なストッパーが付いていたりと、細かい配慮がたくさん施されている。
親指が痛くなったPSPのスライドパットを長年使っていただけに、このスティックには感動した。

PS VITAには本体左下に『PSボタン』が搭載されていて、そのボタンを押すと、いつでもホーム画面に戻る事ができる。
また、このボタンは光るようになっており、充電中はオレンジに。充電が完了すると青く光る。その他、バッテリーが切れそうになるのを光で教えてくれたり、電源を入れたときに演出として光る事もある。

このPSボタンとスタートを押すと、ゲームのスクリーンショットをとる事ができる。
メーカー側の調節で、どの部分はスクリーンショット撮影可能で、どの部分が不可能か設定する事ができ、スクリーンショット撮影不可に指定したところでボタンを入力すると、「この画面ではスクリーンショットは撮れません」との文句が出てくる。
この機能を本体の基本機能として標準搭載してくれたのは、ブロガーにとってはありがたすぎる機能。(※だからといって、これでキャプチャーして レビューに使う・・・なんてめんどくさいこと、たぶんしないです。笑)

また、PS VITAのウリの1つになっているタッチパネルと背面タッチパネル。
画面のタッチパネルは、想像の域を超えてないというよりも、そのまんまスマートフォン。ただ、PSPに比べて文字入力が格段にしやすくなったのは嬉しい。
背面タッチパネルは、思っていたよりも細かい操作ができることに驚いた。
画面をタッチすると指で画面が見れなくなるという、根本的な問題を解決する 一つの手段だとおもうので、
細かい操作や文字入力など、もっと背面タッチパネルの使用方法を昇華させてほしい。

ただ、操作性で悪かった点が2点ほど。
はずはスタートボタンとセレクトボタンが、若干押しにくい事。
スタートボタンとセレクトボタンの2つのボタンは、誤って入力することを防止してなのか、本体に対してボタンが出っ張っていない。なので奥まで押し込む必要があり、少々押しづらい。
操作性で もう1つ気になったのは、背面タッチパネルの認識領域の広さ。
画面に対して背面も等倍の認識範囲を持つが、これは広すぎる。
本体の持ち方は、人それぞれ色々あると思うが、本体の後ろに親指や中指を回して本体を安定させて持とうとすると、背面タッチパネルが誤動作してしまう。
背面タッチパネルは同時に合計8本までの指を感知するはずなので、動かない指は入力であると認識しない・・・などの、ソフト側の対応が必要。

不満に感じたのは この2点。
入力装置に関して 他は完璧で、文句の付けようが無いように感じた。


重量

PS VITAは軽いが大きい。
PSP-1000を一回り大きくした本体サイズだが、あのズッシリとした重さは無く、どちらかというとPSP-2000なんかに近い感覚。
本体のサイズに対して、予想外に軽いため、実際の数字よりも軽く感じる。

本体の重さは長時間持っていても疲れないギリギリの重さになっていて、これ以上重いと腕が疲れて長時間のプレイに耐えられない気がする。


満足度

満足度は異様に高い。
お世辞抜きで、ここまで完成度の高いハードは、久しぶりに触った。
電池の持ちも悪くはなく、輝度を室内の明るさに合わせてると、PSP並みに持つ。
細部まで考えられているハード設計で、24980円とは思えない高級感あふれる本体。
そして驚くほどの性能に、非常に高いのポテンシャルを感じた。

ハードだけではなくOSなどのソフト面も、発売の段階で完成度が非常に高く、不満がほとんど無い。

本体に特に特徴がなく、人に魅力を伝えるときに説明しづらいという大きな欠点を持つが、ハードの特徴にソフトが振り回される事が無いという、大きな長所にもなっている。

完璧超人に近いハードだが、ゲームの主役はやっぱりソフト。
次の一手に期待がかかる、夢の広がる 新世代の到来を実感させてくれるハード。



 評価                              .


画質全般:≪10≫

処理能力:≪10

サウンド:≪8

操作性全般:≪9≫

重量:≪7≫

満足度:≪9≫

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

総合:≪9≫