トップ画像10月17日日日日
2011年11月2日発売
PS3/360「バトルフィールド3」
ゲームレビュー
親父・横顔(通常)


「バトルフィールド3」 やろうぜ!

僕(ニコッ)


EAから発売された超綺麗なFPSだね!

親父・正面(にやけ顔)


ああ。
たしか、お前はブロガー体験会にも行ってきて触ったんだよな?

僕・正面(笑顔)


うん。
でも開発段階のものだったから、製品版触るのも楽しみ! 

親父・横顔(むっつり)


触ってきたんだったら、俺からプレイするぜ。

僕・正面(しら~)


触 る の 楽 し み だ な 〜 !!

親父・正面(きらーん)


俺が先にコントローラー握ったんだ。あきらめろ。
お前は、後からだな〜。 

僕(むっ)


・・・いいもん。
早く家に帰って、親父が仕事から帰ってくるまでプレイするもん。 

親父・横顔(通常)


いい事聞いた。
コントローラー職場に持っていこう。 

僕・正面(おい!)


ただの嫌がらせじゃん!!!

battlefield-3-05
親父・正面(メガネ破損)


のぉおおお!!
すっげー綺麗! 

僕(えー笑)


本当に!!
テクスチャーが綺麗って言うよりも、光源処理が上手なんだね! 

親父・正面(にやけ顔)


テクスチャーもすげーが、エフェクトやフィルターの完成度も高けぇなぁ・・・。 

僕(呆れ笑)


グラフィックに関しては文句の付けどころがないね!
間違い探しをしたらPC版とはずいぶん違うんだろうけど・・・フツーにプレイしてる分には、PC版もコンシューマー版もどっちをプレイしても綺麗だって感じられると思うなぁ!

親父・正面(あきれる)


うわっ!
射ってきた!射ってきたぞ! 

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僕・正面(しら~)


射ってきてるのは分かるんだけど・・・親父はさっきから何してるの?

親父・横顔(むっ)


隠れてる。

僕(えー)


・・・うん。
 でも、さっきからずっと隠れてない?

親父・正面(横目)


だって、ロケットランチャー射ちまくってるから・・・外に出るの怖いし、安全地帯で待機してる。

親父・横顔(通常)


・・・お!発砲音が少なくなってきたぞ。
そろそろ移動するかな。

僕・正面(え~・・・っと)


・・・移動もホフク前進なんだね。

親父・正面(笑顔)


本作から”ホフク”というアクションが追加されたからな。
使わない訳には、いかねぇだろ! 

僕・正面(じと目)


・・・ただ単にチキンなだけかと・・・。

僕(泣き)


というか、グラフィックがウリのゲームなのに、さっきから壁とか草の茂みとかしか見れてない・・・
立ち上がって風景とか見ようよ。 

親父・正面(メガネ破損)


立ち上がったら射たれるだろ!

僕・正面(ぬぎゅー)


・・・草むら見てても全然楽しくない。


【バトルフィールド3】

欧米では2011年10月25日に。日本では2011年11月2日に発売された「バトルフィールド3」。
EAからPS3と360、PC向けに発売されたFPSで、コンシューマー版はどちらも7300円となっている。

演出

演出は良い。

映画とは別の手法での演出が目立ち、物語の重要な局面や緊迫のシーンが、スローモーションによって引き立てられている。
なるべくゲームのプレイを邪魔をしないような短くあっさりしたムービーが至る所にちりばめられている、洋ゲーらい演出。
また、戦闘を前にした兵士たちの何気ない雑談が、その場の困惑した状況を上手く表現している。

ストーリーは前作バッドカンパニー2と違い、アメリカ海兵隊ブラックバーン軍曹を主軸として、ミッションによっては別の視点で進行する。
本作では回想で物語が進んでいくことになるが、この手法は もはや定石。オリジナリティは低いく、少し物足りなさが残る。

また、人間描写も上手に行う事が出来ている。
とりわけ主人公が所属する部隊においては、言いたい事を言う人間と、命令であるならばなんでも行動する人など、キャラクターを上手に使い分けており、それぞれの個性がシナリオ中でしっかりと反映されていた。

音声は吹き替えと字幕の切り替えが可能。
どちらかしか搭載されていないゲーム等が目立つ昨今、吹き替えと字幕の両方が搭載されているうえ、臨場感を損なわないように直訳ではない高クオリティな音訳がされていたりと、丁寧なローカライズが行われている事が伺える。
 

オリジナリティ

前作と比べて真新しい要素などは搭載されていないものの、より完成度の高いFPSになるような変更がなされたという感じである。

改良点の1つとして挙げられるのが人の動きの滑らかさ。
FPSで人が歩くさまをみると、どこか違和感を覚えてしまうことがあったが、この作品は人が走りながら曲るという動作や、扉に体当たりするシーン。物陰に隠れる動きが、訓練された兵士のようにスムーズで洗練されている。
さらに この動きはオンラインでも反映されており、生きた人間のような実感を与えてくれる。

また、前作に比べ格段とユーザーインターフェースが改良された。
主な変更点は、照準が見やすいくなったことや、画面上に表示されるのが方角と残弾数のみという、シンプルな作りに変更されたということの2点。
これらの改善のおかげで、周りの状況が良く確認できるようになった。
しかしながら、前作で画面のスミにあったミニマップが無くなったため、敵がどこにいるのかよくわからなくなってしまい、画面上に”点”のようにしか表示されない敵に瞬殺されてしまう場面が多々ある。

ただし、オンラインではダメージ量とマップが加わる。
これをオフラインプレイでも表示できるようにしてくれれば良かった。

 
グラフィック

グラフィックは素晴らしいの一言につきる。

とりわけ、光源処理が素晴らしい。
太陽を見るとまぶしすぎて見えないような表現や、直接光の表現のみならず反射光や透過光までもしっかりと演算されており、素人目で見ても凄さは一目瞭然。
また フィルターの完成度高く、ムービー時の部屋を漂うホコリがクオリティ高さを物語っている。
技術的な新しい挑戦というよりも、徹底してブラッシュアップして、ハードの限界を底上げしいる感覚。

瓦礫や土煙の表現などもリアルに表現されている。
しかしながら、あまりにもリアルに細かく描き込まれているため、敵AIは自分を即座に発見して攻撃してくるのにも関わらず、こちらからは敵の姿が見えないという弊害も出てしまいがち。温感スコープを使えば敵を難なく発見できるものの、終止 温感スコープを使っては、せっかくの絶景が見れなくなってしまいジレンマになることも。

マップの作りこみも素晴らしく、きめ細かい、かつ、広大である。
しかし、シームレスでマップ移動ができるものの、ミッションが更新されるされるたびに少しずつ範囲が変更され 動けるエリアが決められているため、思っているほど自由に行動できない。
おかげで迷子にはならないが、少し道を間違えただけで「エリアに戻れ」という指示が画面全体に出て、しかも だんだん赤黒くなっていき、しまいに死んでしまうのは、少々 束縛感ががある。

しかしこのエリア制限はオフラインのみ。
オンラインでは移動できるエリア広いので、ストレス無くプレイできる。

 
サウンド

効果音は非常に良い。

とりわけ銃撃音は、銃の種類によって一つ一つ音が異なっており、ボタンを押すたびに楽しくなるほどリアルに作られている。
爆発音もリアルで、RPGや手榴弾の爆発は近さによって音色が大きく異なり、おなじみのキーンという耳鳴りの音は恐怖感が倍増。

BGMは流れる事もあるが、基本的に環境音がメイン。
リアルな戦場を再現するのもいいが、銃撃音や爆発音というのは少々寂しい。山場などにはBGMによる盛り上げがあっても良いと思う。

 
操作性

操作性は悪くない。

ゲーム本編の操作はよくあるFPSを踏襲しており、完成度は高い。
ホフクなどの新アクションも追加され、遊びの幅が広がっている。

陸戦の操作性は良いのだが、空戦は慣れるのに時間がかかる。キャンペーンの戦闘機ではミサイルのロックが視線によるものなので、慣れるまで操作がやたらと難しい。また、上下左右がいまいちよく分からなくなるので、酔う人もおおいはず。

チェックポイントに関しては各所に設けてあるが若干少なめ。
もう少し、こまめに用意してあってもよかったように感じた。
 

満足度

満足度は中。
FPSというゲームの特性上操作キャラクタがしゃべるということはほとんどの場合無い。それゆえ感情移入が難しいうえに、ストーリー展開が早く物語についていけなく
なる。

それゆえ、「あれ?今なんでこいつを追わなきゃいけないの?」という場面が多々。道に迷う事は無いのだが、説明は圧倒的に足りない。

しかしながら、バトルフィールドの醍醐味はオンライン。マルチプレイだけでなく、Co-opモードでほかのプレイヤーと協力できるのは純粋に評価でき、満足度は高い。

グラフィックは驚異的である分、ほかの悪い部分が目立ちがちに。
もう少し物語の展開を理解しやすくしたり、オリジナル要素などを追加すれば、その分が評価の向上に直結するように思えた。
 

総評

FPSのトップレベルであることは間違いないが、他社のFPSとレベルの差が均衡している。
グラフィックは現行のソフトでは1位2位を争うクオリティではあるが、オリジナリティが乏しく、なかなか頭一つ抜け出せない印象。

難易度は、選択肢によって 振れ幅がかなり大きいが、総じて高めのレベル設定。
最初に選べるのはイージー、ノーマル、ハードの三種類で、このうちイージーとノーマルは照準を補助する機能がついているので比較的 敵に当てやすい。
しかしノーマルは敵がすさまじく強い。少々強引に進む、ということが難しい難易度である。
はじめはイージーからはじめるのが無難。ハードモードは ドM専用。

グラフィックの美しさはPVに 嘘偽りなく神がかった素晴らしさ。臨場感といい緊張感といい、リアルな戦場を表現したという点では、現在このゲームを越えるソフトは おそらく存在しない。
キャンペーンの難易度が非常に高いので、FPS初心者は注意が必要。FPS経験者でもハードでのクリアは骨が折れるはず。
手応えのあるFPSを求めているゲーマーにはおすすめで、オンラインプレイが非常に充実しているので、長い間側に置いておきたい作品。


6角形プロジプロジェクト


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